松江市八雲町にある熊野大社。
出雲國一之宮(出雲地方で最も格式の高い神社)で、出雲國一之宮は熊野大社の他に出雲大社もあります。
また、火の発祥の神社でもあり、「日本火出初神社(ひのもとひでぞめのやしろ)」とも呼ばれています。


御祭神
伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命
(いざなぎのひまなご かぶろぎ くまののおおかみ くしみけぬのみこと)
「伊邪那岐の可愛がる御子である熊野の神聖な神様 櫛御食野命」という意味のようです。
こちらの神様の別名は、素戔嗚尊です。

御神徳
縁結び、良縁成就、夫婦円満、子授・安産、除災招福などです
素戔嗚尊は
・人間の幸福を約束される愛の神様
・人間の願望期待に応えられる救いの神様
・身を犠牲にして他を救われる愛の神様
・人の世の幸栄のムスビの神様 とのことです
境内の様子
隋身門から境内の入ると、拝殿までが広く開けています。
余計なもののない、明るく日のあたる心地よい空間が広がっています。
また、祀られている神様が素戔嗚尊・御母神・御后神・その両親神・御子神であり家族の暖かさに包まれているイメージがしました。
手水舎
朱色の橋を渡ると、鳥居の左手に手水舎があります。
こちらでお清めをしてから参拝します。

随身門

拝殿
鳥居をくぐって境内に入ると、正面に拝殿があります。
こちらで熊野大神様に御拝礼します。
拝礼作法は二礼二拍手一礼です。

御本殿
拝殿後方に鎮座し、熊野大神櫛御食野命が祀られています

稲田神社
御本殿に向かって右側、素戔嗚尊の御后神・櫛名田比売命、その両親神が祀られています。

伊邪那美神社
御本殿に向かって左側、素戔嗚尊の御母神・伊邪那美命が祀られています。

荒神社
素戔嗚尊が祀られています
稲荷神社
素戔嗚尊の御子神・倉稲魂神が祀られています。

御神水
荒神社の横にあり、御神山から流れ出ています。
鑽火殿
鑽火祭の舞台となる場所です。
また出雲国造の「火継式」に使われます
舞殿
神楽や舞が奉納されたり、節分などでは豆まきが行われます。

祓所
お祭りをする神職などが初めにお祓いをする場所です

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