まこちは2002年に医者になって、それから20年間、医者をやってきました。
在宅医療は2006年からの16年間、開業医は2010年からの12年間やってきましたが、2022年の5月末で在宅診療を卒業して、医療法人も同年中に解散の予定です。
そして、2022年6月に合同会社SELCURE 未来医学研究所を設立して、7月からは医者ではなく、研究所の所長として、セラピストとして活動をはじめます。
晴れて、周囲からは「なぜ?もったいない。」と言われるような変人になったわけです。
なぜ、まこちが医者をやめたのか、気になりますよね?
その理由は2つです。
1.患者役を生まないため
2.医の本質は医療行為ではないとわかったから
では、詳しくお伝えしていきますねっ

1.患者役を生まないため
診察室では元気のない患者さんも、街で会うと、意外と元気そうにされてたりするんですよね。
その違いは何だろう?って考えたんです。
やっぱり医者は権威なんだなと思います。
「問診」「診察室」「先生」「患者」こんな言葉を使ったとたんに、医者は医者役に、患者は患者役になってしまいます。
病気の根本原因の大半は、精神と食事です。
だとしたら、本来、自分の健康の主権者は自分だし、本当の意味で、病気を根本から癒せるのは自分だけだと思うのです。
「医者役」「患者役」を互いに演じたとして、「患者役」の人にとってのメリットとデメリットを考えた時、果たして本当にお互いに役を演じることがよいことなんでしょうか?
僕はやっぱり、デメリットの方が大きいと思うんです。
だから、やはり医者ではない自分、少なくとも医者役を演じていない自分である方がいいんだなって思います。
「医者」がいるから「患者」がおり、「患者」がいるから「医者」がいるわけなので、じゃあ、自分から医者役を降板しちゃえばいいやって思ったんです。
これが、僕がみずから、医者をやめた一番の理由です。

2.医の本質は医療行為ではないとわかったから
医療行為とは、診断、検査、治療と、それに関わる侵襲的な行為(針を刺すなどの身体に害がおよぶ行為)のことです。
健康の主体はあなた自身ですし、病気の原因が精神や食事なのだとしたら、西洋医学的な診断だとか、検査だとか、薬や点滴といった医療行為は本当に必須なんでしょうか?
もちろん、状態が悪く、応急処置が必要な時や、どうしても急場をしのぎたいときは、西洋医学が大活躍します。
だけど、それ以外の場面では、医療行為って本当に重要なんでしょうか?
むしろ、病気の根本となっている感情や、なぜその感情が生まれてくるのかといった考え方の癖、食べるもののチョイスや食べ方の方が、より本質的だと思うんです。
そこに医師免許は要らないんです。
そして、診断、検査、治療と言った、特別な医療行為をする場合の権威者は医者になっちゃうんですね。
医者は調べてあげて、病名をつけてあげて、治療をしてあげる人になりがちだし、患者は、診断してもらって治療をしてもらう立場になりがちですよね?
だから僕は、権威者ではなく、あたな自身が、病気が教えてくれるメッセージに気づき、自分で改善していくための伴走者の方がしっくりくるなって思ったんです。
医療行為が出来る特別な立場に立ち、権威者となることは、僕にとって、地位や名誉やお金や、安定をもたらすかも知れません。
だけれど、あなたにとって、いいものをもたらすことはあまりありません。
だから僕は、医者をやめました。
まこち先生のこの想い、とっても素敵です!
応援しています!
昨日はありがとうございました。
まこち先生の想いが明日からの力になります!
私も応援します!